退職金税金の税金控除に必要になる書類は、退職所得の受給に関する申告書というものになります。この申請書といわれる書類は会社に提出することが求められます。この申告書は事前に会社から渡されますから、心配することはありません。もしこの申告書がなかったり、記入していない場合は退職金の収入金額から20%の所得税が一律で源泉徴収されてしまいます。ですから、忘れないよう十分に確認しなくてはいけません。
所得総額や、退職後に支払った生命保険料や損害保険料控除などの金額次第では、確定申告を行うことにより退職金から源泉徴収された所得税が還付されて戻ってくるという可能性もあります。ですから確定申告は多少煩わしいと思ってもちゃんとやっておくことをおすすめします。平均2,000万円前後というのが団塊の世代の退職金の相場といわれています。
けれども、中小企業となると500万円?800万円程度が相場となり、経営が危ぶまれるような企業にいたっては何かしら理由をこじつけて退職金の支払いを拒むといったケースもあるようですね。その点では会社だけの力で従業員の退職金を支払うことができない企業のための国の退職金制度などの救済措置もありますから、企業で働いていた人は事前にチェックしておくと安心かもしれません。退職金税金は、貴重な資産ともなりますから、確定申告などは積極的に行うことをおすすめします。
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